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89mmロケット発射筒M20改4型は、陸上自衛隊が保有している携帯式対戦車ロケット弾発射機。アメリカ陸軍がM20A1B1 スーパー・バズーカ()として制式化していたものと同型で、M1バズーカ以来のバズーカ・シリーズの最終発達型である。 == 設計 == 口径は89mmで、より上の階梯における支援火器として使用されていたM18 57mm無反動砲やM20 75mm無反動砲よりも大口径となっている。全長が極めて長いため、運搬時は2つに分割され、発射前に組み立てて使用する。撃発は電気発火式であるため、砲手・副砲手は発射時に静電気対策を実施せねばならず、安全性・即応性に欠ける対戦車兵器であった。一方で、バッテリーとコードで繋ぐだけで撃発するため、自衛隊ではバッテリーと繋いだ砲弾を雨樋に添えて、水の入ったホースを踏むと撃発するブービートラップの製作法が教育されていた〔大宮ひろし『そこが変だよ自衛隊! Part2』光人社 2002年 ISBN 978-4-7698-1068-1〕。 弾薬は、訓練用にM2Xシリーズ、対戦車用にM35系列が使われているが、弾道特性が違いすぎるため、弾薬変更の際に照準器を交換しなければならない。また初速が非常に低く、ロケット弾が発射筒の中を進む間に重心が変化し、発射器の保持方法に不備があると筒先が地面を向く特性があり、標的の遥か前方に着弾させると射撃に慣れていないことが周りに分かるほどであった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「89mmロケット発射筒 M20改4型」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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